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買ってはいけない毒卵~ニワトリの飼育環境

ニワトリと卵

子供の頃に近所に身動きもできないギュウ詰めの鶏小屋があって、かれらの悲鳴のような鳴き声にものすごい嫌悪感を覚えて近寄れなくなりました。

その後大人になり、神社の境内で走り回る野生の鶏たちに出会い(飼っているわけではなく、神主さんたちも発祥の時代がわからないほど昔から森にいたそうです)、力強く走り、雄々しく雄たけびを上げ、ひらりと飛んで木の枝に乗ったりするので、鶏のイメージがすっかり変わってしまいました。

なんと、人間が何もしなくても自生できる生き物だったのかと。

海外では生物の尊厳に基づく法律でケージ飼いを禁止した国々も出てきています。ケージがすべて劣悪な環境というのではなく、日中は放牧しているところもあるのかもしれません。
同時に、平飼いといっても劣悪な汚物だらけの土壌におかれているものもいるとか。

わたしの母の子供の頃は、日中は庭に出して好き好きに歩き回っていて、日暮れ前にケージのところで「コー、コココ」と呼ぶと、自分たちで鶏小屋に入っていったそうです。
草むらに産み落とされた卵を拾って、それはたいへん貴重品なので、親たちは子供たちに食べさせるのが精いっぱいだったりすると、自分たちは食べなかったりしていたそうです。

彼らから分けていただくのですから、それ相応の敬意とお礼は当然のことでしょう。

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