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心のレシピ

幸運を呼ぶ心のはたらき

同調・共鳴の法則 おもいが現実化する 

同調・共鳴の法則2

― 共時性・シンクロニシティ ー

前回お話しましたように、同じ発振をしているものは共鳴・共振をして、
現実としてその人の前に現れて、体験することになっている、ということですが、
その中でも特に、なんという偶然!といいたくなるほど強く印象に残る出来事のことは、
「共時性」とか「シンクロニシティ」などと呼ばれています。

想念観察(内観)を始めて、自分のおもいを整え始めると、この体験が増えていくことに驚く人が多いでしよう。

驚くというのはどういうことかといいますと、大抵の場合は嬉しい出来事、なんという幸運!
と思えるような出来事ですね、今までなら起きるはずがないと思い込んでいたような
意識の限界の壁を超えた現象が起きた時、人は歓びとともに驚くことになるわけです。

この共鳴・共振を活用して作られているのが、通信機器ですね
スマートフォンやパソコン、テレビ、ラジオ、無線機などいろいろあります。

ここにAIも加わって、様々な場面で活躍を始めていますから、通信機器・
デバイスというものもこれからどんどん形態が変わっていくことでしょう。

未来には、現在あるようなデバイスはなくなり、
あらゆるものがデバイスになる、という説もあります。

これはどういうことでしょう? 通信技術が進んで、車や家の扉や台所の調理器具たちが、
すべて通信機器として受信発信をしながら作業を進めていく、というイメージが湧くかもしれません。

そういうこともあるでしょう。けれどそれどころの話ではないかもしれません。
といいますのは、究極的には時空間のすべてがデバイスともいえるからです。

ミクロに観てみますと、時空間を構成している最小単位までの
エネルギー粒子というものが集まって、空間や物質を形作っています。
分子、原子、クオーク、されに進めていくと、
その最小単位のエネルギー粒子はきわめて精妙なものになっていきます。

ですから、わたしたちの意識が調和がとれて精妙になるほど、
時空間を構成している微細なものたちと共鳴・共振できる割合が上がって
いくことになり、嬉しいシンクロニシティが増えてくる
と考えられているわけです。


エネルギーが精妙になるほど、共時性の質と頻度や規模が進化(深化)していきます。

人類の意識が調和のとれたものになっていくにつれて、人の想いに呼応するように
必要な元素が発見されるというかたちであらわれてくるという話もあります。
そうなると無理に合成して化学物質を作る必要がなくなります。

これは人とモノの良好な関係の始まりと言えそうです。


個人に焦点をあててみますと、調和のとれた意識と意思で、
本気で調和のとれた方向へ実践を続けていると、頭で考えても
どうすることもできない状況であっても、最善をつくしているのであれば、
無理して嫌な仕事をしていたとしても、必要なことが自然な形で起きて
自分の特性に合った、たのしく活動できる環境が整っていきます。

欲しい情報であったり、それに取り組める時間であったりとか、
必要なお金であったり、調和のとれた方向で取り組んできたのに全然変わらない、
はずが、あれよあれよという間に、そういうものが供給される流れに
乗っていることに気づいたり、そのような移行が自然と起きてくるようになります。

人間関係においても、気づいてそのように行動することで、
以前はどうやっても無理だったのに、すんなりと
良好なものにすっかり変わってしまう、そういうこともあり得ます。

豊かさの本質についてみてみますと、お金も、恋人も、アイデアも、
能力も、歓びの感覚の拡がりも、外にあるわけではありません。

すべてはもともと、その人が本質的に持っているものです。

その人が共鳴・共振できるものが、具現化して外に現れているだけのことです。

ですから、特定の団体や、お金や人、資格や保証などなど、
これまで力があると思い込んできた、外のものに力があるわけではなく、
すべては自分の豊かさが具現化しているということになります。

多くの豊かさは人を介してやってくることは多く、
もちろんその人に当然感謝するわけですが、感謝すると同時に
豊かさの第一原因は外ではないことを知っていませんと、
外のものに依存するようになり、力がなく弱くて
ちっぽけな自分という幻想から抜け出ることがありません。
それでは本末転倒です。



もともと豊かで賢いわたし達が、あえて制限を設けて
体験しているのがこの物質世界なのかもしれません。

そして壁は通り抜けないようにしよう、空は飛ばないようにしよう、
波動の違いを暑い、寒いなどの五感で感じられるものにしよう、
などなどを決めてわざわざこの世界へ来ているとしてみましょう。

そんな風に制限の世界を十分に体験したわたしたちは、
時空の旅を折り返して帰路に向かう時代に入ると、
少しずつ制限を解くことにするでしょう。


気楽でいいんです。楽しみながら、

望む現実をつくっていきましょう。


同調・共鳴の法則1

同調・共鳴の法則1