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心のレシピ

幸運を呼ぶ心のはたらき

自分を脅かす外はない

鏡の法則 (映画監督とスクリーン)

― 自分を脅かす外は存在しない ―  

― 目の前の現象に惑わされない ―   

あなたが体験している現実という映画のシナリオライター・監督はあなた自身です。あなたを中心に球形のスクリーンが周りを取り囲んでいます。


ミラーボールをイメージしてみて下さい。
普通のミラーボールは球体の外側に鏡がついていますが、このミラーボールは球体の内側に鏡が張り巡らされています。
監督のあなたはミラーボールの中心部に座っています。そしてあなたは鏡に映った自分の姿を、いつでも観ることになります。

ここで鏡を映画のスクリーンに置き換えてみましょう。
上を見ても下を見ても、左右360度の周りを見てもすべてが映画のスクリーンで、しかもそれは立体映像で匂いもあれば、味覚も触覚も味わえます。
言ってみれば生きて呼吸するホログラム映像のようなものです。

映画のシナリオライター兼監督はあなたです。

ところが映画を見ているうちに、その映画に夢中になってのめり込んでしまい、
スクリーンの中の出演者にやめろ、とどなったり、掴みかかろうとします。

でもその映画は、自分のシナリオの通りに上映されているだけです。

監督の責任において、原因であるメニューの選択を変えると、映し出される映像は変化していきます。

原因が変わると、結果の世界(映画)も変わります。


本質生命体と分身(自己・自我)

下図の緑の丸い球は、あなたという宇宙です。本当の自分とか、本質生命体(魂、ハイアーセルフ、エクサピーコ)と呼ばれています。
本当のあなたは、すべてがみえる高い視点から、自分という宇宙を観察しています。

(本質生命体は8層の丸い球体で、図のように頭がついているわけではありませんが、わかりやすくするために例えで付けています。)

本当のあなたは、あらゆる体験味わいをできるように
自分の分身(アバター)を自分の宇宙球の中につくり
体験させることにしました。

分身(アバター)は、このことを知りません。
自分は周りの人やモノなど、世界のすべてと
分離分断して、独立していると思い込んでいます。

分身のこの思い込みを、自我意識と呼びます。

本当の自分にとって、分身(アバター)は潜望鏡のような役目をしています。

本当の自分は、この潜望鏡をのぞき込む代わりに、リモコンの分身(アバター)を通して、自分自身を観察しています。

一人用の大安心の席で、一部始終のすべてを観ています。

ですから、やった、やられた、とどれほどの争いや騒動が起きようとも 観察者である本当のあなたの範囲を超えるものはありません。

あなたが認めない限り、真のあなたを傷つけたり脅かすことは出来ないのです。

本当の自分(本質生命体)とは切り離された、分身(肉体)の意識のことを自我意識と呼びます。

自我意識があるのは、分身の肉体をこの世界の中で、壊さないようにする為です。熱湯に触れて火傷したり、崖から落ちて骨折するなどを回避するための、安全センサーのようなものです。


ですから自我意識というのは、本来はすべての意識の0.5%位あれば十分なものです。

あとは本当の自分(本質生命体)と接続してその通信を受け取って活動します。

赤ん坊の時は本質生命体と八層の振動層すべてで完全につながっていますが、3歳頃までにはその接続はいったん切れて、分離という体験を学びながら肉体の成長とともに再接続していくのが本来の流れです。(※)

ところが、本当の自分と再接続するはずのところが、なかなか繋がりにくくなっていきました。

宇宙の大いなる循環サイクルの中で、往路は互いにどんどん離れていく分離作用が進みます。

その過程の終盤に入り、分離・分断のはたらきが加速的に連鎖して加速したためです。

自我意識が拡大して、その結果、欲や恐れ、環境破壊、貧困や争いや病が蔓延するようになりました。

けれど近年になって、ついに宇宙が反転し、調和・統合の作用が主流に変わりました(宇宙サイクルの復路)。

これからは離れていたものが近づき、希薄になっていた宇宙エネルギーは濃密になっていきます。

統合へ追い風が吹いていますから、これからは再び本当の自分(本質生命体)ともつながりやすくなっていきます。

ずいぶん離れていた人は、本質生命体もさすがに疲れています。大切なことを忘れていたことに気づくと、猛省や悔悛が起きてくるかもしれません。それは再接続に大切なプロセスです。けれど、すべては大いなる宇宙の仕組みのなせる業ですから、いつまでも罪悪感を引きずる必要はありません。要点を掴んだら、すみやかに本来の自分に還っていきましょう。

反自然行為や不調和は通らなくなっていきます。これまでの思い違いを手放し、許しあい、還ってまいりましょう。


宇宙自然界の仕組みに叶い愛と調和で生きることを本気で決心して実行を続けるなら、豊かさの源、永遠無限の完全性である本来の自分と接続は戻ります。


※本当の自分(本質生命体)との接続を戻す取り組みとして、想念観察(内観)があります。コツコツ続けていくうちに自然と意識の重心が、本当の自分へ移動していきます。

追記:本質生命体は、ほかの本質生命体とメビウス状に接続してエネルギー循環しながら、通信を取り合い、サポートするようになっています。
いってみれば家族のような関係です。

宇宙意識と地球の本質生命体 

上図 copyright  自然生活館