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春先になってきましたので、畝たてや、種まき、苗の植え付けなど、やることが増えていますが、生き物たちが活性化してにぎやかになってくるので、楽しみな時期でもあります。

栽培をしている人たちの中でも、虫=害するもの 殺すべきものとおもいこんでいる人もいますが、それは一面的な見方であり誤解であり、まずは大局的な見方を知ることが大切です。

植物の多くは花が受粉するから種が出来ます。種から芽が出て育ち実ります。野菜ももちろんそうです。

その受粉のはたらきをしてくれるのが、風や虫たちです。
ミツバチや蝶ばかりが受粉をしているわけではなくて、ありとあらゆる小さな虫たちが訪れてやっています。

観察していると、「美味しい♪」「おいしい🎵」と夢中で歓んでいるのが伝わってきます。

虫たちは、他にもいろんな働きをしています。
植物を食べる虫を狙って食べる虫もいれば、病気なったりもう時期が終わった植物を分解して、土の養分にする働きをしています。いろいろな立場、役割がありますが、本質はひとつの命です。

害虫といわれる虫たちも、作物が弱ったり病気になると分解しているので、害するという見方も片側からの視点にすぎません。

草のなかに野菜が元気に育っているのを見つけると、最初はなぜ?と驚きます。
土の中では、雑草や野菜たちが互いに交流して、足りない成分を与えあっているのです。

虫たちもそのように、交流しながら必然があって発生して、それぞれの役割を果たしているのです。

こうした働きを人間がやろうとすると、大変な労力とコストがかかります。人間も自然物ですから、循環・共生の感性を取り戻していきたいものです。